車のキズを自分で直す方法
飛び石によるキズや擦りキズは、板金塗装に出す必要はありません。純正のカラーコードに合わせたタッチアップペイントを自宅で塗れば、1時間以内で目立たなくなり、サビの進行も防げます。その手順をひとつずつご紹介します。
キズの状態を確認する
キズの上を爪で軽くなぞってみてください。爪が引っかかる場合は、クリア層を越えて色の層まで達しています。これがタッチアップペイントで直せる状態です。引っかからなければ、コンパウンドで磨くだけで十分なこともあります。地金が見えるほど深いキズは、サビを防ぐために先にプライマーを塗ってください。
純正カラーコードを調べる
色を目分量で選んでも、まず合いません。すべての車には純正のカラーコードが記載されたステッカーがあり、多くはドアの開口部やボンネット内、ラゲッジルームに貼られています。そのコードを確認し、同じコードに合わせたタッチアップキットをお選びください。見た目で判断しないことが大切です。
洗浄と下地処理
まず洗車して汚れを落とし、付属のプレップ液(脱脂剤)で拭き取ってから完全に乾かします。ワックスや油分、水分が残っていると塗料は密着しません。プレスライン上のキズなら、周囲をマスキングテープで養生してください。
薄く重ね塗りする
マイクロブラシ(極細筆)を使い、色を合わせた塗料をキズの中に薄く塗り重ねます。一度に厚く盛らず、少しずつ重ねていくのがコツです。次の層を塗る前に、必ずしっかり乾かしてください。
ならして仕上げる
塗料が乾かないうちに、アプリケーションカードを寝かせて滑らせ、余分な塗料をすくい取ります。こうするとキズの中だけに塗料が残ります。乾いたらコレクター液でならし、最後にクリアコートを塗れば、純正同様のツヤのある仕上がりになります。
よくあるご質問
タッチアップペイントは本当に効果がありますか?
はい。飛び石によるキズや、クリア層を越えて色の層まで達した擦りキズには効果があります。純正カラーコードに合わせた塗料を薄く重ねて塗れば、補修跡が周囲になじみ、下の金属もしっかり保護できます。ただし、深いへこみや広い面の損傷には向きません。その場合は板金塗装店にご相談ください。
本当に愛車の色と合いますか?
目分量ではなく、純正のカラーコードに合わせて調色したものであれば合います。だからこそ、まずご自分の車のコードを調べることが重要です。当店のキットはコードに合わせて調色しており、色合わせ保証付き。ご満足いただけない場合は30日以内に返金いたします。
補修にはどのくらい時間がかかりますか?
飛び石やキズの補修は、実際の作業時間で20〜40分程度です。これに重ね塗りの合間の乾燥時間が加わります。予約も、板金塗装店での待ち時間も必要ありません。
キズをそのまま放置するとどうなりますか?
地金まで達したキズは、そこからサビが発生します。サビは周囲の塗装の下へ広がっていくため、安価なタッチアップで済んだはずが、高額なパネル修理になりかねません。早いうちに塞いでおくことが何よりも大切です。